a.k.a.e.t.c.

何もない。しかしつらい。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしはそう思わないけれど、あなたはそう思うんだね

前に「そのままの自分、という足枷」という記事を投稿したが、今回の内容もそれと一部関係している。 akaetc.hatenablog.com 上の記事では、「“ありのままのあなたで良い”、という言葉は、“ありのまま”であることが苦痛で、変化したいと感じている人にとって…

誰かの下位互換でしかない

より優れた能力を持った人たちと、彼らと比べ劣っていることになってしまう人たちの関係を、“上位互換・下位互換”と喩え始めた人が誰かは分からない。けれど毎度、よくもこんなに刺さる言葉で表現したものだと悲しいながら感嘆してしまう。これらの表現は、…

そのままの自分、という足枷

「そのままの貴方でいい」という言葉が本当にその人を救うのか、近頃疑問に思うことがある。過去の自分はそこまでの考えに至らなかったので、そんな口当たりのよい言葉を誰かにかけたこともあったかもしれない。しかし今は、それがたとえば劣等感であるとか…

用途未定のエネルギー

大学時代に衝撃を受けた…はずなのだが、その割に最近忘れそうになっていたエピソードがあるので、今のうちに書き残しておこうと思う。大学4回生の頃、所属していた学部にカウンセリング室が開設された。ちょうど就活の真っ只中で時間にも気持ちにも余裕がな…

みんなが気付いていたとして

学生時代から感じている不安のひとつに、「遅かれ早かれ、自分は皆に駄目な奴だと思われてしまう」というものがある。もう少し具体的に言うと、学校でも会社でもどこでも、ある程度の期間同じ環境で過ごせば、自分の欠点や、何年も成長しない部分が周りの人…

努力できない、という絶望

前回の記事で「自分に希望を持てない」というような表現をちらっと使った。これは自分にとって絶対に素通りのできない、何よりも重要な不安要素として引っ掛かっているものなので、もう少し詳しく掘り下げておきたい。実は一年ほど前から、休日に何もする気…

巻き返せると信じて

「自分の人生、もう巻き返し不可能なのでは?」 26歳、社会人三年目にして、そんな風に考えることが急激に増えた。自分は確かに人より物事の飲み込みが遅いのかもしれない。感情の自覚は中学生以降になってからできるようになったものだし、癇癪や無気力のコ…